どぅーちゅいむーにー

これ、Twitterでよくね?という日々の記録かも

本 三千円の使いかた

先日、調子悪くて寝込んだときに、寝るのも飽きた(少し回復した)けど、勉強本とかは厳しいなーと思って本棚から選んだ本。

財布は踊ると同じ著者さん。

(たぶん)普通の一家の各々がお金について考えるというお話。章ごとにそれぞれの主人公がいて、それぞれが自分の境遇、まわりの人(?)、過去と将来と絡めてお金にまつわる悩みと向き合っていく。なので、章の始まりは暗い雰囲気で始まるけど、向き合って、考えて、前を向いていくお話なので深刻な話ではない(と思います)。

話の基本設定で少し気になったという点が1つだけ。

新卒1年後に祐天寺、1K 9万8千円の賃貸というのはちょっとどうなんだろ。手取りで25万円くらいはないと厳しいんじゃないかと思ったり。最近はだいぶ初任給もあがったっていう話なのでこれくらいはいけるのかなー。お姉さんの旦那さんの給与の話が出てくるけど、義兄より稼いでいるのか・・・

翔平家族。なかなか特徴的なご家庭で。なんくるないさーというのか、おおらかな気持ちでいようよ、とも考えられるかもしれないけど、奨学金借りるっていうならせめてそれは伝えておこうよ、とは思う。

あと、存在感なくて、途中ではワルモノ扱い?されていた父も、最後に見直された感じは良かったです。これも母が動いたことで変わったんだろう、とは思いますが。

総じて、20年くらい前に読んだらどういう感想を持ったかなぁ。その頃だと投資信託なんていうワードがでてもよく理解できなかったと思うけど。

おわり。