どぅーちゅいむーにー

これ、Twitterでよくね?という日々の記録かも

本:風神雷神(原田マハ)

あとたゆたえども沈まずが控えているので原田マハさん月間な感じです。

ちょっと積読本になっていたのですが、とあるきっかけて重い腰をあげるというか。俵屋宗達風神雷神は知っているし、何度か観たこともある(数年前の3つの風神雷神観に行きました)けど、そういえば他の作品はあまり知らない・・・ということに気がついた2022年の夏。

基礎教養を学んだあとで本を読み進めましたが、ここできたかクアトロ・ラガッツィ。すみません、うちの本棚にまだ刺さったままです。数ページめくったけどまたいったん戻したという過去があります。

読んでおけばよかったーと思いつつ、逆に読んでなくてよかったのかもしれない・・・とも思うことにします。

内容に触れるのはバナーの後で・・・

原田マハさんの名前はタイトルに書いておかないと他の本と間違えそうなので・・・

帯がない本を読んでいたので、下巻最後のネタは知らずに読めたのはよかった。

西洋美術の歴史で有名な作品(の情報)に触れたりするときも、そのとき日本はどうだったのか?というのをあまり気にすることはなかったなー。1900年パリ万博でジャポニズムだ、浮世絵だ、っていう話はよく聞く話なのと、一夜虚しく(1867年)幕府が終わりましたってことでそのあたりの時代はなんとなく紐づきますが、江戸幕府が開かれるまえの桃山時代、16世紀末ってことか。

カラヴァッジオWikipediaによると・・・(さくっと調べた範囲で情報が見つからなかった)

カラヴァッジョの母も1584年に死去し、この年からカラヴァッジョはティツィアーノの弟子だったという記録が残っているミラノの画家シモーネ・ペテルツァーノ (Simone Peterzano) のもとで4年間徒弟として修行している。

天正少年使節がミラノを訪れたのが1585年(天正13年)から翌年にかけて、ということで同じ街にいた可能性が高い、ということ。

この物語は未来は明るい!という形で幕を閉じますが、その後のことを考えるとなかなか・・・この熱が冷めないうちにクアトロ・ラガッツィを読まないと。

おわり。