どぅーちゅいむーにー

これ、Twitterでよくね?という日々の記録かも

ピープルウェア

ずっと前から気にはなっていたけど、読んでなかった本。
年末に某古本屋さんでみつけたので買ってみた。
34章構成で、1日1章ペースで1ヶ月以上かかってしまいました。


本は6部構成になっていて、第2版になるときに第6部は追記されたようです。
第二版の日本語版出版は2001年。


ピープルウエア 第2版 ? ヤル気こそプロジェクト成功の鍵

ピープルウエア 第2版 ? ヤル気こそプロジェクト成功の鍵

全体的な印象としてはちょいと内容が古い感じがしないでもないけど、さっと流して、気になった部分を読むというのはいいんじゃないかなぁ、と思います。


システムを作るのは人である。開発に携わる人が力を発揮できる環境をそろえるにはどうすれば良いか?という話を、反面教師を紹介しながら説明する感じの内容になっているかと思います。


個人的に面白いと思ったのは、プログラミングコンテストと、オーディションによる採用。


プログラミングコンテストについては、私は大学から情報工学専攻できていますので、プログラミング楽しいぜ!!!という思想?をもっているのですが、システム屋さんは生きるため(給料をもらうため)にやってます。プログラムも動けばいいよ、っていう考えの人には魅力的ではないんだろうなぁ・・・なんて思ったり。


もう1つのオーディション。
採用とかで、過去に作ったモノをなどをプレゼンさせて、誰を採用するか決める、みたいな話。
映画の役とかではオーディションするのに、システム開発でしないのはおかしいんでない?っていう意見。
こちらは確かにそう思う。
けど、結局、ある開発案件の引き合いがあった際、最近はその案件で使う技術の経験がない場合はほぼ望みがないからなぁ。そういう状況をいかに打破するか、というのも課題。
まぁ、もう受託じゃ生きていけんぜよ!っていう話はありますけどね。


なんか話がズレてきましたが、本の内容については、(私が小さい企業にいるからかもしれませんが)確かに!と、納得する内容ばかりではないので、なんか違うなぁ、と思った点についてはスルーする感じでよろしいかと。