どぅーちゅいむーにー

これ、Twitterでよくね?という日々の記録かも

運命の人

さらい放置プレイがひどくなってきているこのブログ。
まぁ、最近いろいろありましたが、とりあえず、仕事以外でやっていることといえば読書くらいなので、運命の人について書いてみることにします。

運命の人(一) (文春文庫)

運命の人(一) (文春文庫)

長らく積読本状態で、気がついたら文庫もでていたという悲しい話もありますが。
なんとなく家に積まれているのもなぁ、ということで気を取り直して一気に4巻まで読破。

最初は裁判(一審)のほうに力が入っていましたが、気がついたらいろいろあって、主人公は沖縄に住んでいたり。
もちろん主人公は変わらないので話はつながっているのですが、最初(きっかけ)と最後でぜんぜん違う話になっているような気がしないでもないような。
でも、あとがきにも書かれていますが、この物語はほんと構成が難しかったんだろうなぁ、というのは伺えます。普通に考えるとここらあたりで・・・というのがまったくなく、これでもか、っていう感じで話が流れるところがちょっと不思議な感じがしました。まぁ、よく考えるとそうしないと話がつながらないというか、オチにたどり着かなかったと思いますが。


斎場御嶽には行ったことはありませんが、チビチリガマには行ったことがあります。小学校か中学校の社会見学で。京都とか、歴史的存在感?とはぜんぜん違う、生々しく、想像できないというかしたくない雰囲気で、ガイドの方(たしかおじさん)がローソクを消して真っ暗になったときのことはまだ脳裏に焼きついています。

まぁ、だからといって、沖縄は被害者だからどうこうっていう気はさらさらなく、だからといって、補助金がどうとか、軍関係者が事件/事故を起こしたからどうこうしか報道しない地元メディアに関しても、沖縄から離れてなんか違うんじゃない?と思うようにはなってきています。

話がそれましたが、この本を読んで、今度南部戦跡巡りでもしようかなぁ、と思ったことはたしかです。