どぅーちゅいむーにー

これ、Twitterでよくね?という日々の記録かも

Ubuntu 10.10 に OpenSlide 環境構築(Ubuntu環境編)

SlideShareみたいな環境をクローズドな環境に構築したい!
という動機から始まったOpenSlideインストールですが、紆余曲折あり、問題はまだ残っていますが、とりあえず動いた!という段階までたどり着いたので記事にまとめたいと思います。


書き忘れていましたが、OpenSlide のバージョンは 0.0.4a です(2011.02.08)。


最初は「Ubuntu環境編」と題していますが、実際にこの作業を行ったのは、前編後編の後になります。
前編にて OpenSlide が必要なソフトウェアのインストール、後編にて OpenSlide のインストールと Apache の設定と順にやっていましたが、残念ながら簡単には動いてくれませんでした。


OpenSlide の画面が表示されるようになった後、ファイル(ppt)をアップしてもなぜか「スライドが見つかりません」となり、ファイルも作成されませんでした。
幸いにも OpenSlide は GPL ということでソースコードをつらつらと追ってみたところ、unoconv で ppt から pdf に変換するところがどうもうまく動いていないことがわかったので、まずは OpenSlide から離れて、通常の一般アカウントで unoconv を実行してファイルの変換ができるようにしようとしたのですが・・・


結論からすると、X 環境が足りてなかった。と思われる。


私が試した環境は、Ubuntu 10.10 サーバー版だったわけですが、やはりこれがまずかったようで。OpenOffice を使ってコンバートする、という話から、X 環境がないとダメなんじゃないか、サーバ版だと X 環境はきっとインストールされないだろう、なので動くかなぁ?なんて正直思っていたわけですが、まずはチャレンジということで、つらつらと1つずつ解決しようと頑張ってきました。
が、やはりダメだったようです。


以下、unoconv がうまく動かない、という状況から apt-get install でインストールした順に挙げます。
詳しい方ならすぐご存じかと思いますが・・・ちょっと心が折れたので、○○をインストールすれば全部インストールされるよ、といった情報までは調べていません。感じとしては、ubuntu-desktop をインストールするとほとんど入りそうな気がしますが。



というわけで、以上のパッケージ(という表現をして良いのでしょうか)をインストール後、前編で挙げる OpenSlide 関連パッケージをインストールするほうが良いと思われます。


なお、OpenSlide のインストールを最後まで(とりあえず ppt が swf に変換され、ブラウザで参照できた)行ったあとの状態ではありますが(途中書き換えられたかはわかりませんが)、/etc/lsb-release の内容を以下に。


% cat /etc/lsb-release
DISTRIB_ID=Ubuntu
DISTRIB_RELEASE=10.10
DISTRIB_CODENAME=maverick
DISTRIB_DESCRIPTION="Ubuntu 10.10"