Derbyには、組み込みモードとクライアント・サーバーモードがあるようです。
クライアント・サーバーモードはいわゆるふつーのDBモード。
組み込みモードでは、クライアント(接続してくるほうね)プログラムと同じJVM上で動作するとか。なので、クライアントの処理が終了すればDBのほうも終了するようです。
が、今回はとりあえず動かしてみようキャンペーンなので、ドキュメントに従って組み込みモードで。
コマンドラインプロンプトで適当なディレクトリに移動。んで、ij(某psqlとかsqlplusのイメージ)コマンドを実行。
C:\home\k155e1\tmp\derby>ij ij version 10.5 ij>
とまぁ、プロンプトが起動。
データベースに接続しつつ、なかったら作れよ、を実行。
ij> connect 'jdbc:derby:testdb;create=true';
移動したディレクトリ(今回だと C:\home\k155e1\tmp\derby)にデータベース名のディレクトリ(testdb)と、derby.log が出力されました。
あとはまぁ、普通に create table とか。
↓ユーザテーブルっちゅーのを作ってみた。
ij> create table test_user ( > id char(8), > name varchar(30), > constraint pk_user primary key(id) > ); 0 rows inserted/updated/deleted
↓データの insert と select
ij> insert into test_user values ('hoge' , 'aiueo'); 1 row inserted/updated/deleted ij> insert into test_user values ('test', 'あいうえお'); 1 row inserted/updated/deleted ij> select * from test_user; ID |NAME --------------------------------------- hoge |aiueo test |あいうえお 2 rows selected ij>
あっ、終了は exit; で(セミコロンもね)。
ij> exit;
とまぁ、とりあえず触りとしてみてはこんなところで。
↓日本語のSQLリファレンス？
http://db.apache.org/derby/docs/dev/ja_JP/ref/
